一般社団法人の名称についてのQ&A

一般社団法人の名称を決める際に、注意点などはありますか?

大きく分けて3つあります。

<1.法律文字の使用義務>
必ず、名称の(前)か(後)に「一般社団法人」と付けなければなりません(法律文字の使用義務)。
よく勘違いする方がいらっしゃいますが、公益認定を受けてもいないのに、「社団法人」と名乗ることはできません。一般社団法人は、あくまでも一般社団法人という名称を使用しなければなりません。

<2.同一名称の使用制限>
一般社団法人は、主たる事務所の所在地を同じくする他の一般社団法人等と、同一の名称を用いて、登記をすることができません。同じ住所地に、同じ名前の一般社団法人は登記できません。

<3.不正目的による名称などの使用制限>
一般社団法人は、「不正の目的」をもって、他の一般社団法人と誤認されるおそれのある名称を使用してはなりません。不正目的使用規制に抵触した者は、20万円以下の過料に処せられる(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第344条4)こともありますので、同じような名称の一般社団法人がないか、十分に注意する必要があります。

上記は一般社団法人法による規制ですが、その他にも、不正目的競争防止法という法律にも留意する必要があります。


実際にある一般社団法人の名称で多く使われている文字などはありますか?

「協会」「学会」などを使っている法人が多いです。「一般社団法人○○業協会」や「日本○○学会」などです。一般社団法人格を取得し、「資格認定事業」などを行われる法人さんも増えています。

各種専門知識・技術などのスキルを資格として認定する団体の受け皿として、一般社団法人を選択されているようです。あとは、医療系の学会さんなども多いです。

任意団体として活動されている例が多かったのですが、簡単に非営利法人格を取得できるメリットから、一般社団法人を選択する学会さんも増えています。

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